最後に少女に戻ったのは、いつ?
子どもが生まれてから、私は「お母さん」という役割と、「お母さん」という言葉、集合意識に、苦しんできた。
その言葉の威力と集合意識は、ものすごく意識して立っていないと、あっという間に飲み込まれてしまって、「私」という存在を凌駕し、氣づけば「私=お母さん」という図式が当たり前になっていて、その違和感にも氣づかなくなる。
そんなことをいちいち氣にしていては、生活していられない。
子どもがいると、毎日がもう非常事態宣言中のようなものなんだから。
そうして、なんでもない私。
ピュアな素の私。
というものに触れられる時間も機会もどんどんなくなっていき、「私=お母さん」が定着していく―。
私たちには他にも強固な役割がある。
妻、だ。
「妻」という役割の威力と、集合意識もまたすんごい。とんでもない。
こちらも両足で踏ん張って、目を見開いて必死に濁流に飲まれないようにしないと、あっという間に飲み込まれ、「私=○○の妻」になってしまう。
さらに強力なのが、なんと生まれた時から私たちが入り続けている役割。
両親の「娘」という、おそらくこれまで一度も抜けられたことがない、役割の呪縛と集合意識。
そんな風にただ生活しているだけで、私たちは幾重にも役割を重ねている。
なんでもない「私」という存在の上に。
そうして氣づかぬうちに、役割に自我を乗っ取られて、「私」ではなく役割を、必死に演じて生きているー。
禁じられた実験

役割の威力は、実は証明されている。
1971年、スタンフォード大学心理学部の実験で、集められた20人の被験者たちが、実験用の刑務所で囚人と看守に分けられた。
囚人役も看守役も、最初は自分のキャラクターが強かったのが、日が経つにつれ、それぞれ役割のキャラクターが強くなっていき…
看守役は傲慢で支配的なキャラクターに、囚人役は大人しく看守に従うようになっていったのです。
この実験は2週間の予定だったところ7日間で打ち切られ、以後実験禁止となりました。
(出典:『毒父家族 親支配からの旅立ち』)
そう、私たちが思っている「これが私」なんてものは、実はあるようでなく…
というか、思っているよりも脆く柔いもので。
「役割」はその私たちが思っている「私」を、無意識のうちに凌駕し、人格を変えていくのです。
だから役割というのは思っている以上に厄介だし、危険。
人格を凌駕していたら、もうその時点で自分をフラットに見ることはできなくなっているし、「私は誰?」状態になってしまっている。
氣づければ、まだいい。
おそらくほとんどの場合は、役割にハマりすぎていて、氣づくことができなくなっている。
なぜなら、現代の1つ1つの家庭は、基本的に閉ざされているから。
隣の家庭がどんなルールで、どんな役割で運営されているか知らないし、ほかの家が違うなんて考えたこともないから、みんな自分の家が「当たり前」で、これが世界のスタンダードだと思って生活している。
そんな中で何十年と育ち、暮らし、役割にハマることを親から無意識に受け継ぎ生きていると、それは当たり前に定着し、「私=役割」になってしまう。
だから「私」から役割を剥ぎ、なんでもない「ピュアな私」に戻るためには、どうしても「日常」から自分自身を剥ぐ必要がある!!!
日常を離れて少女に戻り
夜通し語り合おう
私自身が幾重にも役割を重ねていたからこそ、痛いほど分かる!
日常で、この役割を脱げたらどんなにいいか。
でも、それは簡単じゃない。
そんなことができるなら、もうとっくにやっているよ。
それができていないということは、「いつもと同じ」「いつもの人と」「いつもの場所で」では、できないってこと。
だから私たちが、その場を用意します。
とびっきり可愛くてはしゃいじゃう、足を踏み入れたら勝手に少女に戻っちゃうような場所で、3日3晩日常から離れて、自分の内に籠ろう。
これは私たち一人の、生まれ変わりの儀式だ。

もうずいぶん触れられていない、純粋無垢で何者でもない、なんでもないただの愛おしい「私」。
役割に染まってきたその「私」を、3日3晩で脱色していって、生まれたての魂の状態にして、お家に帰ろう。
「魂ピッカピカの私」は、体感していたら忘れることはないから大丈夫!
また日常に戻って役割をかぶっても、彷徨うことはない。
「あの時、あの場所で、味わった感じた私」に意識を飛ばしてチューニングすれば、その感覚に戻れるから。
自覚していないだろうけど、役割に染まっている私たちは、本当に苦しいし悲しい。
まずはそれを自覚して、自分の現在を、氣持ちを、本音を、理解することがスタート!
大丈夫、一人じゃないから。
そのためにこの場があるし、同じ時に集うみんながいる。

なんでもない少女に戻って、夜通ししゃべり尽くして。
同じものを一緒に食べて。
たくさん泣いて、抱きしめ合って。
一生忘れられない、何度思い出しても涙が出て、愛に触れられる、そんな3泊4日にしよう。

「仕事休めるかな」
「子どもどうしよう」
「旦那にお願いするの億劫…」
「てか、こんなことにこんなにお金使うなんてバカみたい」
色んな感情と思考が、湧いてくるよね。
だからこそ、やるんだよ。
それこそが、役割を剥ぐために必要なもので、向き合わないといけないやーつ!
参加するまでがチャレンジかもしれないけど⭐
申し込めたらもう、受け取るだけだから!
心理的なハードルをけ破って、飛び込んでくる人を私たちは熱く、優しく、抱きしめ、歓迎します💖
待ってるよ~~!!!

ちなみに…
今回のリトリートでは、一人になろうとしてもなれない。
一人になる空間がほぼない施設だから。
だから、恥ずかしいところも、きっと3泊4日なんて隠し切れない。
でもそこに、私たちの意図はあって。
現代を生きる私たちは、みんなバラバラ。
いつだって一人で、それが心地良くて、そこから動こうとしない。
日常にまた戻ったら、いつでも一人の孤独な時間なんて、いくらでも味わえるのだから!!
ここでは、密着して密集して、人とわちゃわちゃするにぎやかさを、騒がしさを、他人との距離が近いこそばゆさと心地良さを、存分に感じようね。
身も心も疲れるくらい、他人と関わって交わって、うんざりしてお家に帰ろう!!(笑)
そして、「あー!一人ってなんて楽なの」とか、「やっぱ家族が1番だな」って、お家に帰ってから思うの。

こんなあなたにオススメ
・役割をいくつも持ち、それに翻弄されている方
・自分らしさとは何か?迷っている方
・正財、印綬、偏官、比肩、劫財帝旺がある方
⇒主催者が持っているので、それを活かす在り方・やり方を体感で受け取れます。
・アダルトチルドレン(AC)の方
⇒魂の自分と深く繋がるため、普段の「本来の自分ではない」思考を認識しやすくなり、AC卒業が近づきます。
・パートナーや他者にうまく甘えられない方
⇒人間関係良くして、人に甘えられるようになると、人生変わります💖
このリトリートの人を避けられない環境を使って、他者を信頼する生き方へと一氣にシフトしちゃいましょう!
・自分らしくお商売をしたい方
⇒豊かに繁栄するための姿勢と在り方を、肌身で受け取っていただけます。
宮城島リトリート2025
大まかなスケジュール
DAY1 10月10日(金) 16時~
みんなで夕食をとりながら、顔合わせをしましょう!
飛行機の都合で到着が16時以降になる場合は、それでもOKです

DAY2 10月11日(土) セッションday
この日は午前・午後に分かれて、2名1組でセッションを行います。
待ち時間は、自由時間。
車を使って出かけるも良し!
一緒になった仲間と語り合うも良し!
夕食はフードアーティスト・ニュー夜明けさんの高波動ごはん⭐
盛り付けは、まるでフードアートのショー!!!
そんなショーを見せてもらいながら、細胞が震えるご飯をみんなでいただきましょう💖


DAY3 10月12日(日) ゆっくり過ごす&ぬちまーすday

このリトリートとは切っても切れない場所である、ぬちまーすをみんなで参拝しましょう⭐
ぬちまーすのお塩はミネラル分たっぷりで、現代人の体の不調を和らげてくれます。
私の感覚ではこの土地が氣が良い神社で、ぬちまーすの会社が社務所。
なので、参拝の後はみんなで社務所でお買い物をしたり、ご飯を食べたりしましょう♪
ぬちまーすのお塩は生産が追い付かず、最近ではスーパーなどでも買えなくなっているので、ここで購入するのがオススメ!!!
ほかにも塩を使った商品の開発力がすごいので、お買い物がめちゃくちゃ楽しいし、何よりお商売の勉強にもなりますよ⭐
(って、私はぬちまーすの回し者じゃないですよ~。
1円ももらってなくて、自発的に宣伝しているだけです!!笑)

土地がみんなを歓迎してくれました。
そのほかの時間は、ゆっくり話したり、過ごしたりして、楽しみましょう~。
前日のセッションを受けての氣づきや、ピュアな自分の側面が浮かび上がってくるのも、この頃でしょう。
メンバーと一緒に過ごせるのも、あと一夜。
自分のことをシェアし、相手のことも知り、温かな関係性が深まる1日にしましょう💖
DAY4 10月13日(月) 11時ごろ解散
帰る頃には、みんな何を思っているかな?
何を受け取っているかな?
どんな氣持ちで胸がいっぱいになっているかな?
細かな記憶としては残らなくても、感じたことは細胞に刻まれ、一人ひとりの明日を創る。
そんな確信がある。
だから、笑顔で「また会おうね~」とお別れしようね。
※スケジュールはあくまで予定なので、変わる前提であることをご了承ください。
そして、変わることをぜひ面白がって、楽しんでもらえたら嬉しいです。
宮城島リトリート2025
概要
日時: 2025年10月10日(金) 16時~10月13日(月・祝) 11時 3泊4日
場所: 沖縄本島 宮城島
募集人数: 4名
参加料金: 18万円(税込)
料金に含まれるもの:
・3泊4日の宿泊代
・3日間の夜ごはん
・リトリート中の移動費
・2日目のセッション代
・グループセッション代
料金に含まれないもの:
・航空券代
・那覇空港~宮城島間の交通費
・3日間の朝ごはんとお昼ごはん
・ぬちまーすでの買い物代
・その他「料金に含まれるもの」に記載がないもの
朝はパンなど軽くは用意します。ガッツリ食べたい方はご持参ください。
キャンセルポリシー:
10月2日まで 参加料金の50%
10月2日以降 参加料金の100%
台風時につきましては、外でのアクティビティを中止し、宿泊施設に籠ってプログラムを実施予定です。
開催自体が困難な場合には、同等の企画・プログラムに振り替えます。
よくあるご質問
リトリートって何ですか?
A. リトリートとは、普段の生活・日常から離れて、自然の中などに身を置き、自分の内側を見つめる時間のことを言います。
いつも家族や子ども、仕事、生活に追われている人は、自分の本音や、本当の氣持ちが分からなくなっていることがほとんどです。
普段と違う場所に身を置くことで、自分の本当の氣持ちに氣づきやすくなり、自分らしい人生を歩むきっかけになります。
宮城島ってどこですか?
A. 沖縄本島から、海中道路(橋)を渡って行くことができる島です。
平安座島と伊計島の間にあり、那覇空港から車で1時間30分ほどで行けます。
免許がない人は、那覇からバスを乗り継いで行くことができます。
海には入れますか?
A. はい!お宿にプライベートビーチがついています。
また10月の沖縄は十分暑いので、海にも入れますよ!
主催者紹介

假屋舞(かりやまい)
幼少期に難病を抱え、高校時代にSLE(全身性エリテマトーデス)を発症。
22歳で手術を前に「もう嘘をつかず本音で生きる」と決意し、そこから人生が大きく動き出す。
25歳で占い師として起業し、初年度から年商1000万円を突破。
翌年に株式会社Mavie.を設立。
と同時に、入院を経験しながらも年商1億円を超える成果を収める。
32歳で約2億円を投じてリトリートハウスをキャッシュで建設。
これまでに占いやスピリチュアルセッションの累計人数は1万人以上。
四柱推命をベースに独自の占術「子宮推命」や「明鏡天命」を立ち上げ、さらにジュエリーやクリスタルを通して「内なる輝き」と「波動」を届けるブランドを創出。
タワマン最上階や豪邸での暮らし、世界を旅する自由なライフスタイルも実現。
と言っても、私の活動の原点は、成功や結果ではなく 「本音を生きる」という決意。
ときめきと本音を原動力に、奇跡とともに生きるスピリチュアルな生き方を発信し続けています。

川喜田桃子(かわきたももこ)
アダルトチルドレンの魂覚醒コーチ。作家。
幼少期より生きづらさに悩んできた、元アダルトチルドレン(AC)。
家庭内でのトラウマにより「自分はおかしい」と思い込み、普通であることを追い求めるようになる。
自分を隠して生きていたところ、2017年末に限界が来たことで、2018年より生き直しを決意。
その年の終わりに出会った子宮推命に魅了され、命式を使ったセッションを開始する。
2022年の出産~子育て、そして2023年に出会ったアロマとの掛け合わせにより、さらに自己理解が深まり、ACという概念に行き着く。
2024年、晴れてAC=被害者意識卒業。
その意識の転換から、親支配から抜けられないACの解放を促し、次世代に生きやすさを渡すべく、命式やアロマ、ACにまつわる知識と体験を伝えている。
2025年、伊江島より祈りの旅も開始。
ACとも通ずる土地と人の親支配~被害者意識の連鎖を断つために、活動している。
魂の歓喜を味わう
人生の転機となる旅へ―
このリトリートに対する想いをまとめているうちに、思い出した体験があって。
それは、2年前に私が参加した、洞爺湖リトリート。
子どもを夫に任せるとか、預けるといったアイデアもなく。
ただ「このお母さんという呪縛がつらい、キツい、生きづらい…」と、息苦しさに悶えていた私は、1歳の娘を抱っこ紐で抱きながら、一人で飛行機で沖縄から、北海道に向かったのです。
機上で私は、思いがけず、何とも言えない解放感に満ちていました。
いつもいる土地から離れれば離れるほど、私を纏っていたものが置いていかれていって、身が軽くなっていく氣がしたのです。
そして北海道での3泊4日が終わる頃には、「思い切って移動して、本当に良かった」と感じていました。
物理的にいつもいる場所を離れることほど、意識の変容を促してくれるものはないのです。

周りの反響がありました。
自分でもビックリ(笑)
沖縄~北海道という、日本の端から端までを往復したことで、母親になってからの苦悩やつらさ、重さは、勝手に取れていきました。
「子どもが産まれても、母親になっても、私は好きな場所へ行って、好きなことができる。」
そう思えたことが、自信になったし、生きる希望にもなりました。
そうして同じ場所に戻ってきたときに、私は生まれ直したような氣がして、それから徐々に心を開いて、新しい世界へと入っていくことができました。
「日常から自分を引き剥がす」ことの大切さ、その意味は、私自身が身に染みて実感しているのです!!!

本当に良かった…。
参加費はまだしも、飛行機代もそのほかの移動費も、食費もかけて、わざわざ行って。
お金だけじゃなくて、時間も労力も。
「そんなバカなことして、何になるの?」
私も、自分に何度も何度も、そんな言葉をかけてきました。
でもね、そんな自分責めが湧いてくるやつほど、人生も意識も変わりますよ💖
なんて言ったって、そんなことが、私たちが肉体を持つ楽しさであり、喜びなんだから!
魂のときは、食べる必要もないし、移動に苦労することもない。
ましてや、お金なんて使ったり稼いだりする必要もない!
でもこれが、つまらなくて仕方なかったから、私たちはこうして、肉体を持っているのです。
こんな企画に参加することこそ、生きる喜びであり、肉体がある幸せなんだ!!!
自分に纏わりつく、もう要らないものを脱ぎ捨てて、身一つで宮城島までおいで。
そして、自分の魂が歓喜して震えるのを、一緒に感じてたくさん泣こう。味わおう。
その魂の震えが伝播し、隣にいる人にも伝わって、他人と同じ氣持ちになる温かさを感じよう。
私たちは一人だけど。
一人ひとり「自分」を生きる挑戦をしているけれど…
でも、深いところでは繋がっているし、一つなんだ。
そんなことを実感できる時間を、一緒に過ごしましょう💖
あなたのことを、沖縄で待っていますね。
このリトリートが、あなたの意識の変容を促し、加速させ、ピュアなあなたの魂の側面を、より強く引き出し輝かせる、きっかけになりますように。
あなたがあなたとして生きる喜びに、震え、感動し、パワーが大爆発!する転機になりますように。
川喜田桃子